あらすじ
今日はみんなで星を探そう
壊さぬように手を伸ばせば、ほら
野をゆく乙女の真珠飾り
つよがりな白鳥のしっぽ
あやしく輝くくじらの心臓
こぼさぬように、腕に抱えて
宇宙の片隅、君と笑おう
OP くじらの心は底知れぬ
とある番組で、小さな星の形をした88個の入れ物の中に秘密のお願いを書いた紙を入れて、それをイルミネの3人は探すことになった。探し出せたら、お願いごとを叶えてもらう企画に参加する。コメンテーターに喧嘩しないのは「自分」を出していないだけ、本当に仲がいいとはいえないと言われてしまう。もし、イルミネはぶつかりあっても話し合うことで喧嘩を避けているようだ。
番組の企画「星探し」が始まり、イルミネがどんな仲なのか試される
第1話 こいぬは先振れワルツを踊る
ファミレスでイルミネとプロデューサーは休憩していた。イルミネは第1話のコメンテーターの発言、「ぶつかり合いがたくないからじゃなくて・・・」に続く言葉について悩んでいた。灯織はぶつかり合ってもいいことはないという意見だった。ぶつかり合う=喧嘩するという関係が成り立ってしまう。
喧嘩しないのは自分がだせていないので、試しに喧嘩(こここでは言い合い)をしてみようとめぐるは提案しやってみるが、仲良しのイルミネなので言い合いにはならなかった。
休憩が終わり次の現場に行く途中に車の中で、灯織は先日提出した願いごとが身勝手なものだから修正したいとプロデューサーにお願いする。もし、灯織のしたいことが、真乃やめぐるのしたくないことだったら話し合おうと、めぐるが優しく諭す
第2話 麦熟れ星はみかん色
ロケが始まりさっそく星型の入れ物をみつける。しかし、中身は白紙だがほんのりみかんの香りがする。この紙はあぶり出しで文字浮かびあがるものではないかと灯織が推測し、近くのキッチンカーを借りてあぶりだしをした。そこには「星が落ちる場所」の文字が浮かびあがった。真乃の推測で、星が沈む場所(ここより西)に、向かうことにした。
第3話 野をゆく乙女の白真珠
西に移動して天文台に到着したイルミネ。そこでは子供達と一緒に星探しを協力することになった。順調に星探しをしていくが、休憩中に喧嘩をしている子供を見つけた真乃。自分では解決できないかもしれないと一瞬声かけるか躊躇するが、子供たちに今回のロケを楽しんでもらいたいため、話を聞くぐらいならできると思い、真乃は勇気をもって話しかけることにした
第4話 しっぽの先を追いかけて
真乃は泣いている子供に声をかけたが、子供は話もせずその場から離れてしまった。灯織とめぐるのいる場所にに戻った真乃は、喧嘩していた子供達のことを2人に相談する。
喧嘩の内容は、星柄のシャツの子は、相手のことを考えずにずっと喋り、半ズボンの子は会話の内容に退屈と言ってしまい相手を傷つけてしまった。どちらも非はあるが、もともと仲良い関係である。仲がいいから、何をしてもいいわけではないとめぐるは考える
3人なら上手くいくかもしれないので、喧嘩をしていた子供たちに話を聞くことにした。
第5話 瞳を凝らして、見える光
星柄のシャツの子と半ズボンの子はまだ喧嘩をしており、仲裁に入るか悩んでいた。星柄のシャツの子に一生懸命謝っている姿を見て真乃はもう少し様子みようと提案する。その後、本音を言い合って仲直りすることができた。
後半戦が始まり、例のコメンテーターも到着した。
第6話 結んで、春の大三角
時が進み、星探しは終了した。結果88個すべての星を見つけることができ、子供達は喜んで星探しを終えることができた。
コメンテーターは昼休憩時、子供の喧嘩の仲裁に入らなかったのか真乃に質問した。真乃の答えは「気持ちの伝え方はいろいろある。邪魔してはいけないと思った」
その答えはコメンテーターが出した宿題に対する答えだった。真乃の願いは今日の出来事をタイムカプセルに埋めたいだった
ED 地に満ちるは幾千の星
別のロケに向かうイルミネ。真乃はデジカメでタイムカプセルを準備する様子を写真に収めたいので、ロケが始まる時間までデジカメで写真をとる練習をするようだ。タイムカプセルは天文台のスタッフが管理することが決まっている
真乃とめぐるはあえて灯織の願いを聞かないようにしてたが、中途半端は嫌だと理由で灯織が直接話してくれた。その願いは「地域の小学校でライブがしたい」だった。この願いは灯織のエゴだが、エゴは悪いものではないと感じていた。今回のロケを通じてエゴでも伝え方が大事だと学んだ
めぐるの願いは「おすすめのお菓子を持ち寄って、お菓子パーティーを開きたい」。めぐるらしい願いである
感想
今までのシナリオストーリーを読んでいるとイルミネはいつも仲よしで喧嘩している場面はなかった。今後意見の違いなので言い争いなのどはあるかもしれないが、今回のストーリーから意見の伝え方を子供の喧嘩から学んだので、重い喧嘩したストーリーはなさそうだと思う。また、真乃と灯織の願いが、子供たちの思い出に残るようにタイムカプセルや地域の小学校のコンサート2人の優しさがこもった願いである。めぐるはいつおお家で集まっているイルミネの日常がいつまでも続くと願っているように感じる。今回のストーリーを通じて激しい言い争いはないが、3人それぞれがお互いのことを想っていると感じた。
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