あらすじ
やがて春の訪れを聞こうという季節
芽吹いてもどんな葉も
同じ形をしてないように
イルミネーションスターズの3人もまた
それぞれの時間と向かい合っていた
ゆっくり目を閉じて、耳を澄ましてみよう
OP 漕ぐ人
真乃はとあるフードデリバリーの会社創設9周年のパーティーにオンラインという形で参加することになった。そこで今後のプロモーションのお手伝いをすることになった
第1話 小さな夜
イルミネの3人はオンラインでそれぞれの報告会を行った。真乃はフードデリバリー、めぐるはとある服のメーカーとの打ち合わせ。灯織は特に大きな仕事は今なく学校のこと、レッスンのことを報告した。イルミネらしい仲の良いオンライン報告会になった。
報告会の途中でめぐるの仕事に対して真乃が「やれるよ」と強く行ったとき他の2人は少し驚いていたが、あまり言わなかった真乃が成長している証なのかなと考える
第2話 みんな頑張っている
プロデューサーは学校終わりの灯織を迎えにきた、車中では、灯織の仕事について話あっていた。真乃、めぐるはソロの仕事で忙しくなっており、灯織は自分ももっと仕事しなくてはと自分に厳しく考えると心配していた。みんな今ある仕事のこと、それはイルミネだけではなく、普通の人にも当てはまる
第3話 車輪
とあるサッカー番組で出演キャンセルがあり、灯織にオファーがきた。灯織はサッカーのルールも知らないが、初心者と一緒に学ぼうというコーナーなので、仕事を挑戦することに決めた。お仕事当日は、慣れないながら仕事をこなすが灯織自身、原稿を読んでいるだけでアドリブもきかないのできちんとこなせるか不安になっていた。真乃とめぐるも応援してくれて、笑顔になっていた
真乃がPRしているフードデリバリーの会社は送料社会無料のサービスを打ち出したが、実際に働いている人達からSNSで不安がたまっていた。お届け時間も20分になり、届けるため急いで配達していたがめ、事故に巻き込まれてしまう
第4話 3つの夜
めぐるは一緒に仕事している服のメーカーの製造過程のライブインタビュー灯織はサッカー番組の収録が行われた。めぐるはライブの視聴者の反応コメントから、うまくいっていたが、灯織はうまくいかずカットされるかもと不安になっていた。灯織は相手から色んな答えを引き出し、相手の言葉にしっかり返せるめぐるのことを尊敬していた。
サッカークラブの参戦を決めた真乃がPRしているフードデリバリー会社。そこから、試合のハーフタイムにイルミネが出てみないかと提案される。3人の状況から迷っているプロデューサー。相手から煮詰めてから連絡が来るようになっているが、相手はイルミネに出て欲しいと願っている
第5話 みんなが
サッカーの試合でパフォーマンスすることが決まったイルミネ。灯織はパフォーマンス以外にも、中継の仕事もあり忙しくしている。ロッカー中継で監督の言葉「今は走らないと届かないぞ」今回のコミュのは「はこぶものたち」とはニュアンスが違うけれども、届くボールも走らないと足が届くことはない。
ハーフタイムにイルミネのパフォーマンスが行われたが、トラブルが起きてしまった。
サッカーの試合が終わり、SNS上では試合にアイドルはいらない、イルミネのファンはマナーが守れてない、ライブを楽しんでなにが悪いなどサポーターとイルミネのファンが対立してしまっている。フードデリバリーがこんかいの混乱の原因とも書き込みがされており、プロデューサーは焦っていた。
第6話 きみの座らないたくさんの家
サッカーの試合のことなど SNSやネット記事で様々な意見が書かれた。イルミネの活動自体は大きな影響を受けることはないが、3人はすくなからず責任を感じているようだ。今回の試合ではサポーター、チームの人、デリバリーさん、サッカー番組の方など多くの方がいて、イルミネはそこで来た人を応援し喜んでもらうようにパフォーマンスしたが、このような結果となってしまった。
イルミネの報告会で灯織は元を辿れば自分がサッカー番組の仕事を受けたからだと責任を感じている。しかし、誰かひとりの責任という話ではない。みんなで決めたことである。届けたい思いは一緒なのにそこにいる人全員に届けることは難しい
ED 運ぶ人
スタジアムの清掃に来たイルミネ。そこで前回のことを改めて考えていた。スタジアムに来た人、ひとりひとり誰かの応援を届けたい。そのようなことを想い、座席の清掃などのボランティア活動を行った。
自分のために走っていくほど(デリバリーのことだけではなく)、それは誰かのために繋がっている。
感想
タイトルの「はこぶものたち」、フードデリバリーのことだけではなく、応援することで届けることもある。届けたい思いは一緒なのに、立場や応援する人によって衝突が起きてしまうこともある。絶対に衝突がないようにする、方法は無いと思う。だから、応援しないとはならない。答えはないかもしれないけど、届けたい人がいるなら、応援し続けていくべきだと思う。
現実世界でもこのようなことはたびたび起こる。超えてはいけないラインはあるけど、みんなその人のことを想って行動しているので、非常に複雑に絡み合っている。
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